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智慧の森

専門学術講座

K0201

渦模様を科学する
ー縄文土器を流体工学の観点からー

沖 眞講師

内容

日本各地から出土される縄文土器のうち、特に岡本太郎がその美を初めて見出したとされる火焔型土器というジャンルがあります。この土器の表面についている渦模様は一般に「焔を模した文様」と解されていますが、実は焔のパターンよりも流れの中に置かれた物体後方に生じる渦に酷似しています。縄文人がそこから文様を着想した可能性について論じ、流体工学の観点からその縄文人が見たであろうパターンがどのようなものであったかを示します。

第1節では「縄文土器の概要と表面の渦模様について」として、縄文土器の種類や発掘の状況、表面につけられた模様は流れの中に置かれた物体の後方にできる渦から着想したのではないかという提案を紹介し、その検証のために行った実験と解析について、その方法と結果について紹介します。

第2節では、「円柱の周りの流れと溝付円柱周りの流れについて」として、検証で行った円柱周りの流れについて少し詳しく説明し、その応用として円柱の表面に溝をつけると流体抵抗(抗力)が減少するという研究も行ってきましたのでその結果についても紹介します。

前提知識等

必要に応じて講座内で解説します。2節については流体工学の基礎知識があるとさらに深い理解の得られる内容となっております。

受講形態

ストリーミング配信

えすくえら ぷらちのは、

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